2024.04.22
人造大理石VSステンレス
洗い場、調理するカウンター、ガスコンロ(IHコンロ)など、料理するための作業台が『ワークトップ』です。
(※枠線(赤色)の部分が『ワークトップ』です)
日々の生活に必要不可欠な食事。
キッチンとは身支度を行う洗面化粧台と同じくらい毎日顔を合わせていませんか。
それほどよく利用される場所は、見た目や使い勝手にも重要です。
さて今回は、キッチンの顔、ワークトップの素材(人造大理石とステンレス)のメリット・デメリット(解決案アリ)を踏まえご紹介していきます。
人造大理石のワークトップ
人造大理石ワークトップのメリット
*色柄の種類が豊富でインテリアと調和する
*柔らかな質感と見た目
*水垢が目立ちにくい
*お手入れがラクチン
人造大理石ワークトップのデメリット
①着色が目立つ
解決案 |
・着色前に洗い流す
②シミが気になる
解決案 |
・こまめに水分・油分を拭き取る
③熱に弱い
解決案 |
・鍋敷きを使う
④耐久性が弱い
*人造大理石は種類にもよりますが、ステンレスと比べて衝撃に弱く、例えば重い鍋などを落としてしまったときにキズがついてしまったり、場合によってはヒビが入ってしまうことも。
ステンレスのワークトップ
ステンレスワークトップメリット
*汚れにくく、ついた汚れもサッと取れる
*金属製だから、熱・水に強い
*錆びにくい
*清潔感がある
ステンレスワークトップデメリット
①水垢が目立つ
解決案 |
・とにかく掃除あるのみ
・撥水コーティング(あまり意味がないとの口コミもあり)
②小傷が目立つ
解決案 |
・バイブレーション仕上げにする
③貰いサビが気になる
解決案 |
・空き缶などを放置しない
メリット・デメリット比較表
メリット | デメリット | |
人造大理石 | 丈夫
傷が目立たない |
着色が目立つ
シミが気になる 耐熱性が低い 耐久性が弱い |
ステンレス | 着色がない
ガシガシ洗える |
水垢が目立つ
小傷が目立つ |
もし私がステンレスのワークトップにするのであれば、オプションにはなりますが「バイブレーション仕上げ」にします。
水垢と小傷は…
「名誉の負傷」と思うようにするかと。
水垢はこまめな掃除で解決できるので、皆様にはもちろん掃除の方をお勧めします。
また、私が人造大理石のワークトップにするのであれば、白色以外にします。
【シンクは着色汚れが気にならないカラー(例えばグレー)。ワークトップはシミが目立たないカラー(例えばベージュ)】
なぜなら着色汚れが目立たないカラーを選ぶと汚れが気にならない可能性があるからです。
着色汚れが気になった場合、最終手段にはなりますが、研磨も可能です。
加えて個人的にはワークトップとシンクは同素材がお勧めです。
私はズボラなので、同素材を選ぶとズボラ民の最大の敵“継ぎ目”がない為、継ぎ目に汚れが蓄積しません。
今回はワークトップ素材のステンレスと人造大理石を比較しました。
上記以外にも、ワークトップ素材の種類がありますので、その情報はまたの機会にご紹介させてください。
ケースタイルデコレーションでは、できるだけお客様のご希望に添えるよう、プロ目線からのご提案をさせていただきますので、遠慮なくご相談をお寄せください。
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