2024.06.03
キッチンパネル選びでよくある失敗例
キッチンパネルを選ぶ際によくある失敗例を、4つご紹介します。キッチンパネルの購入後に設置してみて「思っていたのと違う」とならないよう、事前に失敗例を知っておきましょう。
『キッチンパネル』は、コンロなどの熱を発する機器の周辺に取り付けるパネルで、耐火性や耐汚染性を強化するものです。
(※枠線(赤色)の部分が『キッチンパネル』です)
1.性能が良いものがあるのに検討しなかった
キッチンパネルの素材には不燃材にメラミン樹脂が加工されたもの、ホーロー、ステンレスなどさまざまなタイプがあります。また加工タイプによって、セラミック調やパール調、石目調、タイル調などの種類があり、それぞれの見た目に大きな違いがあります。撥油や撥水などの加工がついている性能が良いものは高い傾向にはありますが、使用頻度の高いキッチン部分ですので自分に欲しい性能を確認しておくことが大切です。
(キッチングレードによって選定できるものが限られてくるメーカーもありますので、ご注意ください。)
2.パネルを広範囲に貼ることでキッチンが暗くなってしまった
キッチン全体にパネルを貼るケースは珍しくありません。しかし、暗い色を選ぶとキッチンスペース全体が暗くなってしまう可能性があるので、注意が必要です。その対策として、明るめの色や光を反射する金属素材のパネルを部分的に使用することや、キッチンの照明の数を増やす方法があります。また、キッチン用の汚れにくい壁紙を張っている場合は、キッチンパネルをコンロや水回りなどに限定するなど、全体のバランスを見ながら調整することも大切です。
3.キッチンパネルの範囲が狭すぎた
壁とコンロの距離が近い場合には特に重要です。キッチンの奥行きと同じ長さのパネルを貼ると、油汚れが壁に付着しやすくなります。油はねや水はねが起きやすい範囲を考慮して、パネルのサイズを選ぶことをお勧めします。
4.掃除がしにくい素材を選んでしまった
キッチンパネルは汚れがつきやすい場所に使用されるため、お手入れのしやすさは重要なポイントです。理想的な見た目のキッチンパネルでも、凹凸のあるデザインの場合、掃除が難しくなることもあります。素材によっては、洗剤の種類や使用する道具に気を配らないと傷がつく可能性もあります。キッチンパネルを長くきれいに保つためには、事前にキッチンパネルのお手入れ方法を確認しておくことが大切です。
キッチンパネルは、調べだしたら迷う部材の一つだと思います。
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